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だってウサギは嘘をつくNO9

本来なら、そんな悠長にしてられないはずなのに

う~ん、完全に他人事って感じで見てるな・・・俺ら

いや、まぁ・・・・もともと他人事のはずだったんだけど

本当ならアルフィンに怒鳴られてるのは兄貴だったと思うし

・・・ほんとに俺らって損な役回り・・・

反論するでもなく、ましてや謝るでもない俺らに

アルフィンの怒りは、さらにヒートアップして

タロスに拘束されて動かない腕の代わりに

俺らに向かって蹴りを繰り出してきた

「ちょっと!!!!リッキー
 何ボケっとしてるのよ! 
 ジョウに何したの?
 許さないんだからね!!!」

たいして広くもない、この部屋で

そんな事をされては、たまらない

致命傷はないが微妙にヒットが増えてくる

「イテッ!
 アルフィン!危ないって
 俺ら何もしてないって!!!」

「じゃあ誰がジョウを殴ったって言うのよ!!!」

「だから・・・殴っ
 イテッ
 殴ってないって
 ウワッ!」

アルフィンの蹴りを避けながら
 
一生懸命に説明する俺らを見かねてか

(できるなら、もっと早くお願いしたかった)

やっと兄貴がアルフィンを止めだした

「ち・・が・・う・・ 
 ・・・・だ」

痛さのあまり口を大きく開ける事が

できないからだろう

ボソボソと聞こえるの????って

本当に思うくらいの小さな声だったのに

アルフィンはピタリッと動きを止めると

さっさとタロスの拘束を解き

兄貴の体を支えるようにすると

「大丈夫?ジョウ」

と優しく話かけた



だってウサギは嘘をつくNO11

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テーマ:自作小説(二次創作)


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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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