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・・・・あぁタロスの部屋だったっけ・・・

う~ん、失敗した

危険回避するためとはいえ・・・・何もこの部屋に入らなくても

って今更言ってもしかたないか・・・・・

愛想笑いを浮かべつつゆっくりと振り向くと

たぶん寝ようとしてたか寝入りばなを起こされたか

ベットに横たわりコッチを不機嫌な顔で見ているタロスと目があった

「へへへへっ夜分遅くにお邪魔します」

「何の用だ?チビ」

むっ・・・何だよチビってこれでも今年になってから5cmは伸びたってのに

まぁここは不法侵入したって負い目もあるし下手に・・・

「いや~用って訳じゃないんだけどね・・・へへへへっ」

「なんだ怖い夢でも見て独りで寝るのが怖くなったか?」

ニヤニヤと俺らを見る・・・・

「んな訳ないだろ・・・」

本当なら怒鳴りたいとこだけど我慢我慢・・・兄貴達に気づかれる訳にはいかない

怒鳴り返さない俺らにタロスは、ちょっとだけ片眉を上げると

「ジョウなら、もう行っただろ
 さっさと自分の部屋に戻って
 余計な事考えずに朝まで寝ちまえ
 俺は、もう寝るんだから邪魔するな」

シッシッと犬でも追い払うように手を振ると

ゆっくりとタロスは体を寝心地のよい体勢へと変えた

なんだよ・・・全部、分ってるんじゃないか

ちぇ・・・・どうせタロスには俺らが兄貴の部屋に行った事も

そこで、どんな話をしたかも予想がついてるんだろうよ

かなわない・・・・・こんな時、とくにそう思う

でも、まぁソレを黙って見逃したって事は

俺らの行動を認めてたって事なんだろうな・・・きっと

「あぁ~ぁ  なんだかマジで眠くなってきた
 俺ら部屋に戻るよ・・・・・・
 ・・・・・おやすみタロス」

「おう、腹出して寝て風邪ひくなよ
 ・・・・・おやすみ」

タロスの部屋を出て自分の部屋に向う

誰も居ない夜中の廊下はなんだか寂しい

でも・・・きっと大丈夫

明日になったら何かが変わるから

きっとすべてが良い方向へ向うから

だから・・・・・うん、今日はゆっくり眠ろう


明日はきっと最高の気分になれるから


・・・・そう、きっとね

                                          FIN
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テーマ:自作小説(二次創作)


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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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