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私はベットに座りジョウは部屋に作り付けのスツールに座り


ゆっくりとジョウの入れてくれたコーヒーを飲みながら話し出す


「あのね・・・ジョウ
 私・・・・・私・・・まだよく分からないの
 今、ここに居るその理由も・・・・

 変よね?自分でここに来たのに
 だけど・・・過去を何も持っていない私は
 確信が欲しいの
 確かな事実が欲しいの
 それって・・・・変かな?」


「いや・・・・変なんかじゃない
 俺は前回、君にすまない事をした思っているんだ
 君のことを分かっているつもりになっていて
 全然わかってなかった・・・・不安の重さを理解したつもりになっていたんだ
 今だって・・・・すべてを理解しているなって思っちゃいない
 だけど・・・・・君が・・・・アルフィンが俺の前から居なくなって
 初めて失った事による不安を俺なりに実感した
  
 もちろん・・・そんなのは君の不安の何十分の一にもならないと思う
 それでも・・・・少しは前よりは君の不安を一緒に背負っていける
 いや・・・・いきたいと思っている
 
 だから・・・これからは・・・・ゆっくりと一緒に歩かせて欲しい」


まっすぐに私を見るジョウの瞳は静かで、すべてを包み込んでくれるような


深い愛情に満ちていた


ジョウの言葉がじんわりと私の中に染み込んでいく


不安がない・・・と言ったら嘘になる


今、こうやって聞いた言葉も・・・・明日にはすべて忘れてしまうかもしれない


だけど・・・・・心の奥に芽生えた何かがあれば



この人と一生一緒に歩いていけるかもしれない


そう、思った。
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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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