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だってウサギは嘘をつくNO29

何をするでもなくボーっと人の流れを眺める

「でもさ・・・・あんなに兄貴の事を心配してたわりに
 アルフィン、結構あっさり買い物に行ったね」

なんとなく・・・何だかんだと兄貴にベッタリとひっついて

大騒ぎするかと思ったけど・・・・・

人ごみの中に消えたと思ったアルフィンは

さっさと目の前のショップに入って行くのが見えた

俺らは、ぼそり と呟いた。

そんな俺らの頭の上からフランケンシュタインか?って思うような

男が顔を出し

「だからお前の目は節穴だって言うんだ」

入港手続きやら何やらで別行動をしていたタロスだった。

「遅くなりやした・・ジョウ
 結構、手続きに手間取りましてね」

そう言いながら俺らの隣へ腰を下ろす。

「何で俺らの目が節穴なんだよ」

文句を言う俺らをチロッと見ると

「アルフィンが入っていった店を見たか?」

「洋服の店だろ」

「どんな洋服を扱ってる店かって聞いてるんだよアホが」

どんな店って・・・・・・赤だとかピンクだとかのカラフルな色の服が並ぶ

ショーウィンドウが見える。

あれ?ちょっと待てよ


だってウサギは嘘をつくNO31
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だってウサギは嘘をつくNO28

「時間・・・・余っちゃうわね・・」

チロッと兄貴を見ながらアルフィンが呟く

その目が、買い物したいって言ってるように見えるのは

俺らの気のせいだろうか?

そう思ったのは・・・どうやら俺らだけじゃないらしく

頬を冷やしながら兄貴がモゴモゴと呟く

「いいじょ・・・」

「えっ?何?ジョウ」

「いっへこい・・・きゃいもの」
(行ってこい・・・買い物)

「えっ!」

「い、いいわよ~買い物なんて
 ジョウが具合悪いのに行くわけ無いでしょ」

そう言ったアルフィンが一瞬、喜んだように見えたのは

俺らの気のせいだろうか?

たぶん兄貴にも、そう見えたんだろうと思う。

通路の脇に作られた休憩スペースの椅子に腰掛けながら

アルフィンに「行け」と手を振る

「どうひぇ、あと1じひゃん何もすることはあいんだきゃら・・・
 おれは、ここでまっひぇるから」
(どうせ後1時間は何もする事はないんだから・・・・・
 オレは、ここで待ってるから)

え・・・でも・・・・と最初は渋るような仕種を見せるが

それでも1時間ここで何もせずに居る事と目の前のショッピングの誘惑に

勝てなかったようで、「じゃあ・・・ちょっとだけ」と言って

アルフィンは、いそいそと人ごみの中に消えていった。

そんなアルフィンを見送りながら兄貴は横に座った俺らにも目を向け

「おまも、ひっていいぞ」
(お前も、行っていいぞ)

と言ったけど・・・・さすがに、こんな状況で兄貴を置いて俺らまで

居なくなって、万が一何かあったら・・・・と考えるとねぇ

それに俺らは行きたい店の種類が違うしね


だってウサギは嘘をつくNO30

テーマ:二次創作(BL)

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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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