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だってウサギは嘘をつくNO11



蹲った兄貴を支えながら

始めは心配そうにしていたアルフィンの表情が

だんだんと変化していった

たぶん、心配のあまり いっぱいだった頭の中に

兄貴の歯が痛い発言が、ジワジワと浸透していったんだろう

「歯が・・・痛い?」

「そう・・ひィったぁ」〔そう言った〕

あぁ・・・本格的に頬が腫れてきたんだな

兄貴の言ってる言葉がマジで聞き取りにくい

「歯が・・・痛いですって・・・」

その反対にアルフィンの声のトーンが

物凄く怖い・・・・部屋の中に

はっきりと響き渡る

アルフィンの怒りのこもった声

「歯が痛くて頬が腫れてるって言うの?」

あぁ・・・・なんかアルフィンの後ろに怒りにオーラが

しかも、兄貴を支えてる手に力がこもってないか?

ギリッって音が聞こえそうなんだけど

あぁ・・・・なんか歯痛のほかの痛みで

兄貴の顔がゆがんでないか?????

「そう、歯が痛いのね・・・・ジョウ」

・・・・・・俺ら、この部屋から出ても良いですか?

てか、タロス!!!!!!

いつの間に居なくなってるんだよ!!!!!

ズルイじゃないか!!!出てくなら俺らも連れていってくれよ!!!!



だってウサギは嘘をつくNO13

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だってウサギは嘘をつくNO10


もしもし?あまりにも態度が違うんですけど・・・・

さっきまでのアルフィンはどこへ?ってくらい

優しく兄貴に話しかける

豹変しすぎでしょ・・・・

兄貴の小さい声を聞き取ろうと

兄貴の顔を覗き込むように

顔を近づける

「なあに?ジョウ
 何が言いたいの???」

一生懸命に兄貴に話かけるけど

歯が痛い兄貴のボソボソと呟くような

声は、かなり聞き取りにくいんだろうな

「えっ?何?」

だんだん顔を近づけてくるアルフィンの頭を

兄貴はグイッと引き寄せると耳元で

「リッキー・・は・・
 何も・・・して・・ない」

「何もしてないって
 じゃあ何でジョウの頬は
 腫れてるのよ!?」

「・・た・・い」

「えっ?」

「・・が・・いた・・い」

「何?
 何って言ったの?
 もっと、はっきり言ってよ!
 何て言ってるのか分からないわ」

「歯が痛い!!!って
 言ったんだ」


そこまで言い切ると

力尽きたのか

悲痛な顔で、はぁはぁと肩で息をしたまま

兄貴は床に蹲った



だってウサギは嘘をつくNO12

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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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