上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
35へ

「俺の今の行動は・・・・完全に俺の我侭だ
 エゴだって分かってる
 アルフィンに対して過保護になりすぎてるってのも
 だけど・・・・止められない」

「兄貴」

「笑っていいぞ・・・
 情けないだろ」

そう言う兄貴の顔は・・・・なんだか幼い子供のように感じる

「何回、同じような事を言うんだろうな・・・俺
 あの日から、リッキー・・・お前にはずっと
 情けないとこを見せてるな」

そう言って無理に笑う兄貴がせつない

「いいよ・・・
 俺らでイイなら、いくらでも話してよ
 我侭だって、情けなくたって良いよ」

そんな俺らを見て兄貴は、ちょっと表情を変えた

なんていうか・・・気のせいかもしれないけど

ちょっとだけ立ち直ったような・・・なんだろう

上手く説明できないけど、それでも兄貴の中で何かが変わってきたような

気がする・・・・・

「悪いな・・・
 なんかお前に甘えてるのかもな」

甘えてる・・・兄貴が俺らに甘えてる・・・・

その言葉がズンッと俺らの心に響く

「兄貴!あのさ、えっと・・・・
 いいよ!俺らでよければガンガン甘えてくれよ
 どんだけ力になれるか分からないけど
 俺ら頑張るから!
 兄貴が甘えてくれても大丈夫なように頑張るから!
 だから兄貴!」

「ば~か」

えっ?!ば~か・・・・・・って

顔を見ると笑ってる

さっきまでの兄貴は、どこへ行ったんだ?ってくらい

目の前の兄貴の顔は笑顔だった

37へ
スポンサーサイト

テーマ:自作小説(二次創作)

34へ

「好きじゃないって・・・兄貴」

「好きなんて言葉じゃない
 愛してるんだ
 そんな言葉じゃあらわせないくらい大事な存在なんだ
 たぶん・・・・こんな事を言っちゃいけないって分かってるけど
 ・・・・俺は・・・アルフィンを無くしたら
 正気じゃいられないような気がする・・・」

「兄貴・・・」

まいった・・・・完全にまいった

計算ミスだ・・・

俺らの頭なんかじゃ想像できなかった展開・・・

やられた・・・って感じ

何回、同じミスを繰り返すんだ俺らは・・・

兄貴とってアルフィンが、どんな存在なのかは

この前、アルフィンが失踪した時に嫌ってくらい分かってたはずなのに

そんな事をすっかり忘れちまって

もっと単純に考えてた・・・・

だけど・・・だからって・・・ここで怯むわけにはいかない

だって、このままで良い訳が無いんだから

どんな結果がまってようと前に進まなきゃ何も始まらない

俺らは・・・・俺らの心のためにも

2人には前に進んでほしいから

俺らが前に進むためにも・・・・ごめんね兄貴

俺らの身勝手かもしれないけど

だけど・・・本当に2人の事を

アルフィンの事を考えてるのは嘘じゃないから

だから、背中を押させてもらうよ


36へ

テーマ:自作小説(二次創作)

33へ

「えっと・・・兄貴?」

「どうせ、アルフィンの事なんだろ」

俺らが言う前に、分かってるとばかりに兄貴から口を開く

う~ん・・・完全に読まれてるって訳ね

でも・・まぁ・・・それなら話は早い

「うん、そうなんだけどさぁ」

「分かってるよ・・・・」

「えっ?」

「分かってる・・・治療を受けた方が良いって事くらい
 言われなくても分かってる」

「なら・・・」

「頭で分かってても感情が・・・心が嫌なんだよ」

グイッと缶を呷る

「また、アルフィンを傷つける事になるんじゃないか?
 と思うと・・・それだけで嫌なんだ」

「兄貴・・・」

変だなよ・・・・兄貴が自嘲気味に呟く

嫌だな、兄貴のそんな顔

いつもの自信に溢れてる兄貴と違って見てるのが辛い

「だけどさ・・・それって
 それだけアルフィンが好きだって事なんだろ?」

「好きなんかじゃない」

「えっ?」

兄貴の言葉に一瞬、俺らは耳を疑った・・・・


35へ

テーマ:自作小説(二次創作)

お知らせ

思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

CJミルク

Author:CJミルク
いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





無料アクセス解析

FC2カウンター

フラッシュ クロック 「幻の庭。紫陽花」

ミルクの書庫

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

現在の閲覧者数:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。