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「う・・・ん・・・たぶんね」

「なんだい、随分あいまいな返事だな」

ガコッ!

俺らの言葉が終わるか終わらないかって瞬間に頭に衝撃が加わった

「・・・・・・・・・いっ・・てェ・・」

「さっきから余計な事をゴチャゴチャとウルセェんだよ!オメェは」

うっ~タロスのヤツ、馬鹿力で殴りやがって・・・・

「すみませんね、アルフィン
 こんな馬鹿は、ほっといて続きを話してくだせェ」

「う・・・んと・・・・Binaural beat(バイノウラルビート)で治療をする事によって
 確実に効果があるって決まった訳じゃないの・・・
 あくまでも効果があるかもしれないってだけで」

「いてて・・・・だけどさぁ
 効果がないって決まったわけでもないんだろ
 効果があるかもしれないって事だろ
 だったら、問題ないじゃん!
 治療するのに、なんの問題があるんだよ」

痛む頭を摩りながら訴える俺らにアルフィンは何を言われてるのか

分からないって顔で俺らを見る

「ア・二・キ!
 兄貴だよ!
 さっきの兄貴の態度!」

「ジョウの態度?」

「そうだよ!
 なんか不機嫌な顔しちゃってさぁ
 とても、そんな治療法を聞いてきた態度じゃないじゃん
 この世の終わりみたいな顔しちゃってさぁ
 さっさと部屋に篭っちまうんだぜ」

おかしいよ・・・・そう呟く俺らに

「不安なんだろうよ」

タロスが言った。



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微笑んだ・・・・これは・・・もしかして良い結果なのか?

「もしかして、治った?」

ついついアルフィンの笑顔から先走った言葉を口にしてしまう

でも・・・・アルフィンの口からでた言葉は・・・

「う~ん・・・・・・それはムリ・・・かな?」

「あっ・・・・」

うわ・・・・やっちゃった

本当にやらかしちゃったって思った・・・そうだよ

始めに・・・一番初めに言われてたのに・・・治る事はないって断言されてたのに

アルフィンの笑顔にすっかり、それを忘れてしまった

口から出た言葉に取り返しはきかない

大きな失敗をしてしまった・・・・もうそれしか頭の中は浮かばない

アルフィンの目を見ることが出来ない俺らは「あ・・」とか「う・・」とか

訳の分かんない言葉を発するしかできない

「でもね・・・」

そんな俺らにアルフィンは優しく話し掛ける

「治ったわけではないけど・・・
 ちょっとだけ・・・ほんのちょっとだけだけど良い方向に向ってるんですって」

「それって・・・」

「アルフィン・・・もうちょっと分かりやすく説明できますか?」

側に居たタロスも体を前にだすようにして問う

「ちょっと待ってね」

そう言うとアルフィンはポケットからメモを取り出してきた

「えっと・・・・死んでしまった機能を回復するのは無理なんだけど
 体で覚える事は時間がかかるけど可能だって事は前にも説明してるのよね?」

その言葉にタロスは、ゆっくりと頷く

「それでね・・・私の場合
 残った脳の部分がね・・・代替機能って言うみたいなんだけど
 残った脳の部分が・・・えっと・・・補う働きをしてきてるみたいなの
 ・・・わかる?ごめんね・・・説明が下手で・・・」

「いえ、良いんですよ」

「でね、ドクターがBinaural beat(バイノウラルビート)って治療を試してみないかって
 いうの・・・現実には存在しない音響刺激を脳の中に作って
 特定の周波数の脳波状態を再現して刺激をあたえて・・・えっと・・なんだっけ?」

「とにかく、その何だかって治療でもっと良くなるって可能性があるって事なんだね?!」

俺らが勢い良くきき返す
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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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