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買ってきた物を見せながら楽しかったと言うアルフィンは

どこか不自然で何かきっかけを探してる感じがする

そんなアルフィンを見てる兄貴の表情も不自然で

・・・なんか妙に気を使ってるっていうか・・

今までの兄貴だったら出かける前みたいな事があったら

未だに機嫌が悪いはずだ。

それが機嫌がいいとは言えないけど、

こうやってリビングで、アルフィンが買ってきた物を一緒に見てるなんて

考えられなかったと思う・・・・・

何かが微妙に変化した人間関係

なんか凄く変な感じ・・・・

そんな事をぼんやりと考えていたら

「あの・・・・ジョウ?
 これ、ジョウに買ってきたんだけど・・・」

そう言いながらショップの紙袋を差し出す

「俺に?」

「気にいるといいんだけど・・・
 それからコレはタロスに
 でもってこっちはリッキー」

「あたしにもあるんですか?」

「俺らにも?だって一緒に行ったのに?」

それぞれ自分あての袋を受け取って中身を見る

俺らには流行のTシャツでタロスには帽子

で・・・兄貴にはサングラス

「これ・・・」

「前にかけてたの・・・壊れちゃったでしょ?」

そう言われて俺らは兄貴がアルフィンを探しに行ってた時に

よくかけてたサングラスを最近、見ないことに気が付いた

そうか・・・アレ壊れちゃったんだ・・・って・・・えっ?


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ふとアルフィンを見るとショップとショップをつなぐ

通路の大きな明り取りの窓から空を見上げてる・・・・

だからさぁ・・・そんな表情するんなら兄貴と一緒に来れば良かったのに

そっと後ろから近づき声をかける

「アルフィン・・・そろそろ帰ろうか?」

「えっ?」

振り返るアルフィンの瞳には、きっと俺らは映ってない

だって、まるで捨てられた子犬みたいなんだもん

「もういいんじゃない?こんだけ買えば」

両手に持った紙バックをちょっとだけ持ち上げるようにして

見せると「そうね」とちょっとだけ笑った

だけどね・・・俺らに言わせれば本当は全然買ったって感じないんだ

前のアルフィンだったら『まだまだ!これからよ』って言いながら

次の店に向ってたと思う・・・

エアカーを止めてある駐車スペースに歩いて行きながらも

なんとなく軽く感じる両手に違和感を感じた。

・・・・・・・変なの・・・紙バック6個が軽いって感じるなんて

俺らも相当、変なんだな・・・・

捨てられた犬のような

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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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