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「いつまでウダウダ訳わかんない事やってんだ
 さっさとしろ!後がつかえてんだよ」

「いってェ・・・・
 あにすんだよ!そんなバカ力で殴ったら
 俺らの繊細な脳みそが破壊されちまうだろ!」

「何が繊細な脳みそだ
 空っぽの頭ん中に、こーんな小さいビー球みたいなもん
 しか入ってないくせに、ほれ頭を振るとカラカラと音がするんじゃねェのか?」

「なんだと!
 タロスなんか考える脳みそが筋肉でできてんじゃねェか?
 ぺぺぺっ!まったく嫌だね~年寄りが
 俺らの若々しい発想が次から次へとでてくる脳みそが
 羨ましいからってヤキモチやいて力ずくでくるとは」

「何言ってやがる、こちとらお前の低俗な脳みそに
 ワザワザあわせて会話してやってるのが分からんのかね~」

「何を!」

だんだん白熱してくる俺らとタロスに電話の向こうからクスクスと笑う声が聞こえてきた

フッとそっちを見るとアルフィンが笑ってる

その笑顔に俺らは、思わずタロスと喧嘩していた事さえ

忘れて見とれてしまった。

「ごめんなさい・・・
 本当にジョウの言った通りなんだなぁって思って」

ぼーっと見つめてしまった俺らに気づいてアルフィンが笑いながら話す

・・・・あぁ・・・俺らの好きだったアルフィンの笑顔だ・・・・
 
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慌てる俺らに向って兄貴は

「本当の事だろ」

って言うとニヤッと笑った

「俺らは別にタロスとの喧嘩が趣味って訳じゃ・・・」

・・・・・・絶対に違うと否定しきれない自分が悔しい・・・・

「えっ?違うの?
 だってジョウがタロスさんとリッキーさんは
 暇さえあれば喧嘩を楽しんでるって」

「いや、楽しんでないし
 てか・・・その名前にさん付けって止めてくんない?
 普通にリッキーでいいよ
 なんか変な感じがして・・・」

「あっ・・・ごめんなさい」

画面の向こうのアルフィンの顔が曇る

「いや、そんな誤ってくれるような事じゃないから
 気にしないでよ
 そうだよね・・・アルフィンにとって俺らもタロスも
 初対面みたいなもんなんだもんなぁ
 ・・・・えっとさ・・・・」

ここまで言って言葉につまる

何を話せばいい?

俺らにとっては、ずっと前から知ってるアルフィンだけど

アルフィンにとって俺らやタロスは知らない人間・・・って事だよね

タロスのいう普通の態度ってのは・・・・どうすればいい??????

固まってしまった俺らの頭にガツンという音と共にいきなり衝撃が走った

「いってぇ~・・・」

あまりの痛さに蹲る俺らの視界のはじにタロスが見えた

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「よぉ どうした?
 豆鉄砲でも食らったような顔して」

画面の中の兄貴は・・・顔こそ今までの疲れからか

やつれているが、とっても楽しそうにしてる

「どうしたじゃないぜ兄貴!
 なかなか連絡もよこさないで俺らが、
 どんだけ心配してたと思ってるのさ!
 それで、アルフィンは?」

俺らの言葉に兄貴はニッと笑うと身体をちょっとずらし

ホラッと言いながら後ろから誰かを前に押しやった

そこには・・・ずっと会いたかったアルフィンが

不安そうな・・・それでいて、どこか恥ずかしそうな表情で立っていた。

「ア・・ルフィン?」

「あの・・・」

そう言ったきり・・・アルフィンは不安そうに兄貴を見る

「リッキーだ
 さっき話しただろう?」

小さな声で兄貴がアルフィンの耳元で話す

その手は、しっかりとアルフィンの手と繋がってる

そして、そんな兄貴の言葉にアルフィンは安心したように

微笑んでる。

ツキン・・・なんだか心の奥が小さく痛んだ・・ような気がした。

「あの・・・お菓子とかジャンクフードが大好きで
ジャンクフードと共に寝てジャンクフードと共に起きる
 よくタ・・ロスさんと喧嘩してて、喧嘩が趣味みたいなリッキーさん?」

「な?!兄貴!!!!
 アルフィンにどんな説明してるのさ!!!」
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「何やってんだ?
百面相なんかして元々面白い顔をさらに面白くして
 どうするつもりなんだ?」

いきなり背後からかけられた声に俺らの心臓が1回止まったような気がする

「脅かすなよ!!!
タロスと違って俺らの心臓は繊細なんだぜ!
 ビックリしすぎて心臓が止まったりしたらどうしてくれるんだよ!
 全人類の大きな損失になるとこだったじゃないか!」

「何が損失だ
 おめェが1人この世から消えたって何もかわらねェよ
 いや、違うかここから小さなゴミが消えて綺麗になるかもな」

ニヤリと笑ってタロスは俺らから手鏡を取り上げた。

「返せよ!」

手を伸ばす俺らの事なんか視界に入ってないかのように

大きな手の中で小さな手鏡を弄ぶ・・・・・・

「くだらねえ事してねェで普通にしてろ
 おめえの小さい脳みそでくだらねェ事を考えるより自然が一番だ」

ボソリと呟くように言うと大きな手で俺らの背中をたたく

「ほれ、ジョウから電話だ!
 さっさとでろ!」

「なっ!それを早く言えよな!!!」

俺らは大慌てでソファ脇にあったスイッチで目の前の画面を切り替えた

そこには・・・・・・


今までで・・・・アルフィンが居なくなってから・・・・今日までで

一番穏やかな顔をした兄貴が居た。


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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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