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「なんでも聞く、どんな願いでも叶えてやる」


「そんなに簡単に答えていいの?
 どんな難題を言われるか分からないのに・・・」


「君が俺のそばに居てくれるなら
 どんな望みでも叶えてみせる」


ズルイよ・・・・そんな風に言われたら


信じちゃうじゃない・・・・ううん・・・信じたい


きっと無理だって心の奥では分かってるけど


貴方の言葉に縋って・・・信じてみたくなる


「あのね・・・・・」


「なんだ?」




「1日でいいから・・・1時間でもいい
 ううん・・・・10分でも良いわ」

「・・・・・」



「私より長く生きて」



私の言葉に貴方の瞳の奥に一瞬だけビックリしたような色が浮かぶ


でも、それは一瞬だけで、すぐに消えた


分かってる・・・・ムチャな願いだって事は・・・


だって常に死と隣り合わせのクラッシャーなんて仕事をしてる


貴方に、そんなお願いするのは馬鹿だって


そんな事は・・・よく分かってる


だけど・・・・


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「本当に?」


えっ?


「本当に・・・もう2度と俺の側を離れないって
 誓ってくれ」


「・・・・ジョウ・・・」


ごめんね・・・こんなにも貴方を傷つけて・・・


こんなにも私を必要としてくれる人を


私は・・・・・・心の中に広がっていく気持ちを


どんな風に説明すればいいのか


分からない


だけど・・・こんなにも人を愛しいと思った事は


きっと今まで無かったと思う


そっとジョウの頬に手をあてる


ゆっくりと目を合わせ


どれだけ言葉を尽くしても、きっとすべては伝わない


であろう私の気持ちを・・・


少しでも貴方に伝えたくて


「ねェ・・・ジョウ・・・
 お願いがあるの・・・きいてくれる?」


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「何処へ行く気なんだ?」


耳元で不機嫌さを隠すことなくジョウが囁く


「どこって・・・・どこにも行くつもりなんかないけど?」


だいいち・・・この格好でどこへ行けというのだろう?


それに、宇宙空間の中を飛行中の船に乗っている状態で


どこへ行けるはずもない・・・・


「だったら何で俺から離れようとするんだ・・・」


どうやらジョウは私が苦しさのあまり、ちょっとだけ腕を緩めようと


したのを抜け出そうとしていると勘違いしてるらしい



「あのね・・・・ちょっとだけ腕を緩めてくれない?」


「いやだ」


いやだって・・・そんな子供みたいに・・・


「ほんのちょっとでいいのよ・・・
 どこにも行かないから・・・あのね・・痛いの
 あまりにも強く抱きしめられてるから苦しいのよ」


そこまで言ってやっと分かってくれたらしい


「ごめん・・」と小さく呟くとちょっとだけ・・・・本当にちょっとだけ


抱きしめる腕を緩めてくれた。


「ねェ・・・ジョウ?
 あのね、私がこんな事を言うの可笑しいのかもしれないけど
 そんなに心配しないで?
 もうどこにも行かないから・・・貴方の側を離れないから」


たぶん・・・・と心の中で付け足した


絶対に・・・とは言えない


だって・・・いつ私の状態が悪化するか分からないもの


ある日、突然・・・・何もかも分からなくなってしまうかもしれない


そんな日が来ない・・・とは言えないもの




たとえ、それが・・・・・望まない事でも・・・・


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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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