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さすがに兄貴の物言いに何かを感じ取ったらしいアルフィン

ちょっと複雑な顔で兄貴に問い掛ける

「・・・・・・本当に・・・良いんだ?
 ジョウはそれで・・・・・」

「良いも悪いもないだろ
 プライベートな事までチームリーダーだからって
 口出しはできないだろ」



兄貴の言葉を聞いた瞬間にアルフィンの顔色がサッと変わった

「・・・・そうね
 ただのチームリーダーが口出しするような事でもないわよね・・・
 良く分かったわ・・・・

 ・・・行きましょ・・・リュース」

クルッと踵を返しリュースの腕をつかむと

アルフィンは物凄い勢いで部屋を出て行った

残された兄貴の顔は・・・・・・・

はっきり言って・・・説明したくない

てか・・関わりたくない(TT)

後で聞いた話だが・・・

ロンさんは兄貴との打ち合わせの間

かなり怖い思いをしたのか、ずっとビクビクしてたらしい

そんでもって今後、打ち合わせなんかの時は

絶対に2人きりにしないでくれと泣きつかれた

その気持ち良く分かるよロンさん・・・


だけど・・・・・・・・良いのかな・・・・これで・・・・
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その後のミーティングは物凄い気まずい重苦しい空気の中

淡々と行なわれた・・・・

タロスも俺らも無駄口をたたく余裕もなく(TT)

兄貴の顔色を伺いながらの会話

・・・・はっきり言って銃撃戦より気を使うんですけど

なのにアルフィンは平気で「リュースが・・・」とかって爆弾落とすし

しかも、そのたびに兄貴の機嫌が悪くなってくってのに

「ジョウったらどうしたの?何かあった?」とか言ってるし

何かあったって・・・充分あったでしょ・・てかしてるでしょ・・・アルフィン


1時間もかからなかったと思うミーティングが俺らとタロスには

何十時間にも感じられ・・・終わった頃にはヘトヘトだった

しかも・・・しかもだよ

ミーティングが終わるの観てました?ってタイミングでリュースが現れた

「ミーティングは終わったのか?
 だったらジョウ、すまないがロンを詳しい打ち合わせをしてくれないか?
 その話の結果でコンサートの準備を始めるから
 それとアルフィン、その間は何も用事がないんだろう?
 久しぶりだし、ちょっとお茶で飲みながら話でもしないか?
 良いだろう?ジョウ」

「・・・・・・別に俺に断る必要はない
 正式に動き出すのは明日からだ・・・」

フッと余裕の笑みを浮かべて話すリュースに対して

明らかに言ってる事が不本意!って顔をしてる兄貴

・・・・・・・・・・・・ちょっと形勢不利なんじゃないの?兄貴

あんまり意地になってるとトンビに油揚げさらわれちゃうよ

テーマ:自作小説(二次創作)

とにかく明るい雰囲気に・・・と話を振ってた俺らに素朴な疑問が浮かんだ

「あれ?・・・でもさぁ
 リュースって兄貴と同い年だよね?
 なんで、それでアルフィンと知りあうの?
 いくら同じ学校っていっても学年が違うとそうそう
 知り合いになるってないんじゃないの?」

俺らの疑問にアルフィンはニヤリと笑い

「スキップ制度って知ってる?
 優秀な生徒は年齢より上のクラスに進めるのよ」

・・・・つまりアルフィンは優秀だったと言いたいわけね

「じゃあ、そのスキップ制度ってやつでアルフィンはリュースと同じクラスになったんだ?」

「そういう事だな・・・
 まぁ、それ以前にお姫様が留学してくるっていうで
 かなりの話題にはなってたからなぁ俺の方は結構前から知ってはいたんだが」

「ふーん」

そんな風に結構良い感じで話をしたら

そんな雰囲気を兄貴の冷たい声が打ち破った。

「いつまで、くだらない話をしてる気だ?
 俺たちは遊びにきた訳じゃないんだからな
 ミーティングを始める」

「くだらない話って・・・そんな風に言わなくてもいいじゃない!」

話を中断させられたうえに、兄貴に冷たくあしらわれて

アルフィンがムッとした表情で反論する

ヤバイ雰囲気を察したロンさんが場をとりなすように

明るい声でリュースを促す

「じゃあリュース、我々も向こうでコンサートの打ち合わせ等をしましょう!
 衣装なんかも、そろそろ決めないと・・・
 それではジョウまた後で詳しい打ち合わせをしましょう」

そう言いながら部屋を出て行こうとした時

リュースは何故か立ち止まりアルフィンの方に近づくと

右手をアルフィンの頭にのせクシャクシャと髪の毛をかき混ぜ

目を覗き込むようにして

「まぁ・・・せいぜい頑張って俺を守ってくれよ」

と笑いながら出て行った。



絶対零度・・・・そんな言葉がピッタリな・・・この部屋の状態をどうすれば良いのか

教えて欲しい・・・・・兄貴が・・・・物凄く怖いです。

そして・・・アルフィン・・・・「いや~ん髪の毛が!」とか言ってないでよ・・

俺らの方が「いや~ん(><)」って言いたいよ





テーマ:自作小説(二次創作)

「そうだな・・・いいんじゃないか?
 幼馴染で・・ちょっと微妙だけどな」

「微妙って?」

兄貴の出す不機嫌オーラを打ち消すように俺らは明るい声をだす

このままの雰囲気なんて、俺らにはとても我慢できない!

「彼とは、留学先の学校が一緒だったのよ
 と言っても半年間の短期留学だったんだけどね」

「半年だけ?
 そんな短い間なのに幼馴染って言えるの?」

素朴な疑問を口にだす

「だから微妙って言ったでしょ!
 だけど私にとっては、とっても有意義な半年だったし
 リュースはとても大事な幼馴染なのよ」

「それは、俺も一緒だ・・・」

ぼそっとリュースが同意する・・・

その言葉に兄貴のこめかみがピクッと反応したのを俺らは見逃さない

・・・・・あぁ・・・・・・・・・どうすればいい?

てか・・・リュースのアルフィンを見る目も問題だと思うけど

なんか・・・なんか・・・・リュース・・・・・兄貴に微妙に喧嘩売ってない?

ほんの一瞬なんだけど兄貴を見る眼が

何かを物語ってる気がするんですけど・・・・・


ウサギさんのプロポーズ ライバル

テーマ:自作小説(二次創作)

「えっ?」

兄貴の言葉は・・・質問って言うより

呟きに近かったけどアルフィンの耳に届くには充分で

アルフィンは、にこやかに兄貴の方を振り向いた

「リュース?う~と・・・・リュースとは
 ・・幼馴染?」

最後の幼馴染ってトコでリュースに確認を取るように目を合わせニッコリ笑った


瞬間に・・・・・・・気温が下がった・・・確実に部屋の気温が下がったよ

・・・アルフィン!!気が付いて~!!!!!頼むから

ウサギさんのプロポーズ 不機嫌なJ

テーマ:自作小説(二次創作)

「クラッシャー?」

「そっ!クラッシャー」

ほらっ見ろ!とばかりにアルフィンは手を広げてみせる

ちょっとの時間・・・アルフィンの姿を見ていたリュースは

小さく クッと笑うと

「ふーん・・・クラッシャーねぇ
 さすが特殊合金で作られた壁の電磁シールドを
 壊すお姫様は一味違うねぇ」

ウサギさんのプロポーズ Lys 2


「なっ!それを言う?!
 そっちこそ、でかくて無愛想な貴方が
 人気のヴァイオリニストになっててビックリしたわよ!」

そう言いながら笑いあう2人は・・・なんだか、とっても良い雰囲気で・・

この人のどこらへんが無愛想なんだか?って俺らは思った

これなら・・・無愛想と言うなら・・・

とチラリと横に居る兄貴を見る

「2人はどんな知り合いなんだ?」

そんな雰囲気の中・・・今・・そこに居る兄貴の方がよっぽど

・・・無愛想で不機嫌でとっても怖かった

テーマ:自作小説(二次創作)

今回の仕事の説明をマネージャーのロンさんから聞いて

明日から仕事を開始するのにスケジュール等を渡され

ミーティング後に再び詳しい打ち合わせをするという話が決まった時に

ドアが開き、警護する本人リュースが部屋に入ってきた。

俺らから見た印象は・・・確かに世間様が騒ぐのも分かるかな?って思うイケメンさん

だけど・・・なんか・・・・誰かに似てるような?って感じだった

で・・・入ってきて、俺ら達を見たリュースは挨拶より先にアルフィンに声をかけた



「なんで・・・お前がココに居る?」


「久しぶりに会った相手に
 開口一番の言葉がそれ?
 この格好見て分かんない?
 クラッシャーだから、貴方の警護の為に居るんだけど」

ニッと笑ってアルフィンが答えた・・・・

その顔が普段のアルフィンと違ってなんだか

・・・イタズラが成功して喜んでいるように見えて変な気分だった
ウサギさんのプロポーズ アルフィン

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最近、兄貴の機嫌が悪い・・・・

原因は今回のクライアント

なんでも100年に1人でるか?ってくらいの天才ヴァイオリニストで

しかも持ってるヴァイオリンがなんでもテラで17世紀頃に作られた

ストラディバリウスとかって名器らしくて

(俺らに言わせれば舌をかみそうな名前のただの古い楽器なんだけどな・・)

今・・・この世に楽器として使用可能な状態で存在する唯一の物なんだそうだ

俺らしてみれば17世紀ってのが途方もないくらい、遥か遠い昔ってイメージしかない

で・・この物凄く希少価値の高いヴァイオリンと天才ヴァイオリニストってのが

マニアの変態さんと、どこぞのテログループってのにダブルで狙われてるとかで

この星でコンサートを開催する間(ようはこの星を離れるまで)の護衛ってのが今回の仕事

で・・・ここまでの要素には兄貴に不機嫌の原因はない。


問題は・・・このヴァイオリニストが・・・アルフィンの幼馴染って事

年は兄貴と同じくらいで結構なイケメン

ちょっと無愛想な感じで人を寄せ付けないような雰囲気なんだけど、

そこがクールで良い!と評判らしい


で・・・・・・・この無愛想なイケメンさん

名前はLys(リュース)って言うんだけど

幼馴染ってのもあるんだろうが

・・・アルフィンには愛想が良いんだよね・・・

ウサギさんのプロポーズ Lys リュース


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「ねぇ・・リッキー・・ちょっといい?」

深夜のブリッジ・・・今夜の当直は俺ら
何も問題もなく、のんびりと次の休暇の事なんか考えてる時だった

「へッ?アルフィン・・・どうしたんだい?」

アルフィンの手にはコーヒーが2つ

1つを俺らに手渡しながら俺らの隣の座席に座る

「うん・・・あのね・・・ジョウの事なんだけど」

兄貴の事?・・まぁアルフィンが俺らに用事と言ったら兄貴の事くらいしかないんだろうけど・・・

「兄貴が、どうかしたのかい?」

俺らの問いに、なんかモジモジと言いにくそうに切り出した言葉は

「なんか・・ジョウが変なの・・」

「兄貴が変?
 どんな風に?
 俺らが見る限りじゃ、ぜんぜんそんな風には見えないけど・・」

ここ数日の兄貴を思いだしてみるが・・・これといって思い当たる事などない
普通に仕事して普通に生活してるようにしか見えない

「えっと・・・・最初は気のせいだと思ったのよ
 だけど・・・注意してみると気のせいとも思えないし
 それなのに何か用事があるとか言いたい事があるようでもないし」

何が言いたいのか分かりません・・・アルフィンさん

「それで、兄貴がどんな風に変なの?」

「見てるの・・・・」

「はっ?見てる?何を?」

見てるって何?兄貴が見てて変になるって何?
何が言いたいのさ・・アルフィン

「えっと・・・・・・だから見てるのよ」

「だから兄貴が何を見てるのさ」

俺らの問いにアルフィンの頬がうっすらと赤くなる
えっ?
アルフィンが赤くなる兄貴が見てる物って・・・・
まさか・・・HなDVDとか本とかじゃないよな・・・

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その後も、しばらくはアイツの事を探していたが

結局なんの手がかりも見つけられず

あの雨の日から数年後・・・・俺らは兄貴達に出会い

今・・・ココに居る

過去の事なんか、すっかり忘れたように

笑ってる俺らが居る・・・・

・・・寒さや飢えに苦しむ事もなく

温かいベットで眠る俺らが居る・・・・

でも、こんな冷たい雨が降ると今でもアイツを思い出す。

渡せなかったリボンが・・・・悔やまれる

だから・・俺らは誓うよ

もう2度と大切な人を手放さないと・・・

このリボンに誓って・・・守りきると

だから・・・もうちょっと待ってておくれよ


これから先・・・どんだけかかるか分からないけど・・

この約束を果たし神に召される日が来た時に

胸をはって、このリボンを渡せる日まで・・・・
雨 ラストシーン


                                              Fin

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いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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