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それは1発のビンタから始まった。

「いてー!!!!!」

リビングでくつろいでいたジョウは
いきなり鬼のような形相で現れたアルフィンに
思いっきりひっぱたかれた。
油断していたうえに理由もわからなく
力まかせにひっぱたかれた
ジョウの頬はみるみるうちに真っ赤に腫れあがっていった

「アルフィン、いきなり何するんだ」
「何するんだじゃないわよ!このスケベ!H!色情魔!!!」

「なっ・・・」

あまりのアルフィンの迫力に一瞬怯みそうになるが
意味もわからず殴られてはたまらない。
それにスケベ、H、色情魔などと身に憶えのない中傷も気に入らない
まぁスケベという所は多少認める所はあるがそれもアルフィンに対してだけだし
それもミネルバ内では自粛しているつもりだ。

とにかく何があったのか状況を把握しようとしたジョウの目の前に
アルフィンがアル物を差し出した。

「・・・俺のPCじゃないか・・・それが何なんだ・・・」

「何なんだじゃ無いわよ、このファイルは何よ!!!」
「ファイル?」

PCの画面を覗くと確かに見覚えのない「MF」のファイルがあった

「MF?これがどうかしたのか?」
「どうかしたかですって!
 ジョウがこんな物を集めるような
 ドスケベだなんて知らなかったわよ!」

「????・・・アルフィン・・言ってる意味がよく分からないんだが・・・」
「どこまでとぼける気!いいかげんにしてよ! 
 ココに立派な証拠があるじゃない。
 それでも白を切るって言うなら
 中を見てみれば良いじゃない!」

「・・・中を見れば良いんだな・・・」

ジョウが「MF」のファイルをクリックすると・・・・・
そこに現れたのはウッフン♪アッハン♪なHな画像のオンパレードだった

「なっ!!!!( ̄□ ̄;)!!!!
 何だコリャ・・・
 ハッ!
 ごっ誤解するなよ、俺じゃないぞ!
 本当だ!知らないからなこんなの!!!」

大慌てで否定するが、否定すればするほど嘘っぽく聞こえてる気がする・・・

「このPCはジョウのでしょ?
 だったらジョウ以外誰がこんなファイル作るのよ!
 嘘つくのもいいかげんにしてよね!」
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テーマ:自作小説(二次創作)

・・・・すでに1時間は経過している・・・・

背中には嫌な汗が流れ・・・

喉が渇き・・・体は、まるで金縛りにでもなっているかのように動かない

それでいて目だけはキョロキョロとあたりを見回し

何か・・・・そう・・・もし助けてくれるのであれば

悪魔とでも契約してしまうかもしれない


・・・・・こんな事を考えるってのは・・・それだけ俺が動揺してる証拠だ

即断即決がクラッシャーだって言われたとしても

こんな事を簡単に解決できるヤツが居るだろうか・・・・・

顔だけは、かろうじてポーカーフェイスを保ち(・・・・保ってると思いたい)

相手から見えない画面の外はオタオタと動揺している自分・・・

ぅぅうぅ・・・見たくない

ココが自室で良かった

何時までも「うっ・・・」と言ったきり反応しない俺に痺れを切らしたのか

親父が言った。


「だから、ウサギは寂しいと死んじゃう・・てのは何なんだ!と聞いてるだ。」



・・・・・ドンゴめ・・・何を親父に送ってるんだ!!!!!!(怒)


                                      Fin

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アルフィンの訳のわかんない愚痴に適当に相槌をうちつつ
後で飲もうと置いておいた缶コーヒーとか
とにかく投げられたらダメージの強い物を退かし始めた

これでとりあえず大丈夫・・・・と安心しかけた時に
一番大事に物を避難させてない事に気が付いた

・・・限定10個のプラモデル
やっと・・・やっと手に入れて
仕事の合間にチマチマと作り
仕事中に壊しちゃいけないと保護ケースまで用意して
昨夜やっと出来上がった戦闘機!!!!
塗料なんかを乾かすために置いてあったのが
まだそのままだよ!!!

しかも・・・・それはアルフィンが座ってる横の棚・・・・・

慎重にアルフィンとの間合いをとり
ジリジリと近づく
後30cm・・・・・20cm・・・・10cm・・・・・・

やった無事確保!!!!!

コイツを後は保護ケースにしまうだけ!!!

ここで気が緩んだのがいけなかった・・・
アルフィンへの相槌もおろそかになっていたんだろう
保護ケースまであとちょっとってとこで
いきなり後ろから襟首を引っ張られた!

「ちょっと~きいれるの?!」

酔っ払いに力加減なんてものは存在しない
力任せに引っ張られた俺らは
あっけなくバランスを崩し・・・・
後ろへ倒れると同時に・・・グシャッという音を聞いた・・・・・・(TT)


ぁあぁぁ~

俺らの・・・俺らの・・・限定10個の可愛い可愛いプラモデル
ごめんよ~俺らの力が足りなかったばっかりに・・・・・
短い人生だったね・・・・・・

「ひでえや!アルフィン!!!」

さすがに、もんくの一つでも言ってやろうと
振り向くと・・・・・・・・・・・・・

「寝てる・・・・・・・」

寝てる!!!!?ここで寝る?
この状態で寝る?
何もこのタイミングで寝なくても!

まじに涙がでそうになった瞬間に俺らの部屋のドアが開いた

立っていたのは兄貴・・・・

壊れたプラモデル、半泣きの俺ら、酒のビンとグラス・・・そして寝てるアルフィン

兄貴の顔を見た瞬間にパニックになった俺らは
訳のわかんない言い訳を口にする
しかし・・・兄貴はそんな事など聞いてないようで・・・・・

「やっと寝たか・・・」

えっ?

「思ったより時間がかかったな」

えっ?えっ?

「まだちょっと残ってるな・・・・
 結構上手いぜこの酒
 残りはお前にやるよ」

えっ?えっ?えっ?

眠ってるアルフィンを抱き上げた兄貴は
「じゃあな、邪魔したな!」
と言って出て行った・・・・・・・・・

ええぇぇ~!!!!!!!!!!!

                                                  Fin 

テーマ:自作小説(二次創作)

の・・・・・飲んでる!!!!!
飲んでるよ・・・何で?

その手に持ってるミニボトルは何?????
どこからでた?
だって・・・だって・・・・俺らの部屋に来た時は手ぶらだったぜ

あんなの持ってるの見たら何があっても絶対に部屋なんかに入れないって!!!
あ・・・・あ・・・・くいっと軽快に小さいコップをあおってる

俺らの血の気がひいて行くのが分かった

ヤバイって・・・・・このままじゃ俺らの命は・・・
この部屋なんか明日には廃墟になってるよ(TT)

とりあえず目の前のノートパソコンの電源を落とし
避難させる・・・そしてさりげなく・・・そうさりげなくが大事
アルフィンの周りにある武器になる可能性がある物を遠ざける

そして・・・できることなら
この部屋から避難したいです
自分の部屋なのに落ち着かない

ドキドキと心臓がいってるのが分かる・・・・
なんか気が遠くなってきた・・・
頑張れ!頑張るんだ!リッキー
ここで倒れたらライオンにエサを与えるのと一緒だぞ
絶対アルフィンに獲物にされる

目を合わせないように・・・・
なるべく気配を消してこの危機を乗り越えるんだ!!!!

テーマ:自作小説(二次創作)

「それは・・・兄貴に直接言ったほうが・・・
 ちゃんと言ったら兄貴だって聞いてくれると思うぜ」

大嵐になる前に防波堤を・・・と
どうにか兄貴のトコに行ってくれるように薦める俺らを
アルフィンはキッと睨むと

「言ったわよ!
 仕事を調整してゆっくりしましょう!って
 なのに・・・・なのに・・・あの馬鹿は仕事入れたのよ!!!!!!」

「はぁ~・・・・・」

「だいたい私の事を何だと思ってるわけ?
 仕事して家事して!
 ジョウに振り回されてばっかりじゃない!!!」

・・・・・それを言うなら兄貴の方がアルフィンに振り回されてるようにしか見えないんだけど・・

「ルーからの電話は、ちゃんと相手するのに
 私が言う事は適当に流して!
 なんでも右から左へ受け流せば良いってもんじゃないのよ!!」

「べつに・・・アルフィンの言ってる事を受け流してるって事は・・」

「ふん・・・ふん・・・あにさ・・・
 そうやってアッチコッチにいい顔してれば良いじゃない」

・・・・・・俺らの言ってる事なんか聞いてないわけね・・・・

どうせ俺らの事なんかヌイグルミかなんかと一緒なんだ・・・
ただ愚痴を聞かせたいと・・・・ハィハイ・・・
お好きなだけどうぞ・・・と
俺らはデスク上のパソコンでメールチェックなんかを始めた

ふん・・ふん・・・そうなんだ・・・
と適当に相槌を打ってると・・・
なんだか背中の気配が変わったよな・・・・・・・・

「ひっく・・・そうよ・・・あらしのことなんら・・・」

ロレツが回ってない?????
ま・・・・・さ・・・・か・・・・・・
俺らは、おそるおそる振り返った

テーマ:自作小説(二次創作)

「・・・・・・で、今度は何?」

もうすでに恒例になっているのか・・・
今日も俺らの部屋にアルフィンが居る
何を言っても、どうせ簡単に出て行ってはくれない
ヘタにジタバタあがいてもどうにもならない・・・

「何よ、その顔・・・
 そんなに嫌そうな顔しなくてもいいじゃない」

嫌そうな顔って・・・心底、もう本当に心の底から嫌なんだけど

「はいはい、申し訳ありません・・・・
 で、何?今回は」

ジッと無言で俺らの顔を見ていたアルフィンは
フッと小さな溜息をつくとボソッと言った

「・・・バレンタイン」

・・・・・・・・・・・・おいっ・・・・・・・
「あのさ~俺らも男だって分かってる?アルフィン
 貰う立場の俺らにチョコの相談されても困るんだけど」

「何よ冷たいわね
 いいじゃない相談くらいのってくれても」

「あのさ~バレンタインだよ!
 俺らじゃなくてミミ-とかルーとか
 女性に相談するべきじゃないの?」

「なんでライバルのルーに相談しなきゃいけないのよ・・・」

「じゃあミミ-・・・・
 とにかく今回は・・て言うか他の事もさぁ
 今後は女性に相談していただくって事で
 それじゃあ俺らは、そろそろ寝るんで
 今回はここでお開きって事で・・・」

そういいながら扉を開けてアルフィンにご退室いただこうとしたのだが・・・
動く気配はない・・・・・

「冷たい・・・・・
 なんでこうミネルバの男達は冷たいの!?
 ちょっとくらい人を思いやる気持ちはもてないわけ?」

・・・・その言葉・・・そのまま返します
深夜に押しかけられてる俺らを思いやる気持ちは?

・・・・・・・ミネルバの・・・男達?
俺らだけじゃなくて?

「毎日、仕事仕事って仕事だけしてれば満足な仕事人間じゃないのよ私は!
 少しは恋人同士のイベントを楽しんだっていいじゃない!
 そう思うののドコがいけないの?
 まったくあの仕事馬鹿は!!!!!」

・・・・・・・・・バレンタインの相談じゃなくて
兄貴の愚痴を言いに来たわけね・・・今回は・・・・

テーマ:自作小説(二次創作)

「・・・・(泣)」

「なっ、泣くなよ。
 そんな事くらいで・・・」

無理言わないでよ。
・・・だって諦めてたのよ・・・無理だって
きっと皆、覚えてないって
ううん・・・・たとえ覚えてたって仕事中だから無理だって・・・
だから・・・我侭言っちゃいけないって・・・

・・・淋しいなんて思っちゃいけないって・・・


嬉しさのあまり泣き出した私をジョウが優しく抱きしめてくれた

「来年はさ・・・
 ちゃんと休暇取れるようにするよ・・・
 だから・・・今年は・・・コレで勘弁してくれよな」

そう言うと私の涙を唇で吸い取るようにしながら
指にガーネットにムーンストーンをあしらった
指輪をはめてくれた

どうしちゃったの?ジョウ
照れ屋の貴方がこんな事してくれるなんて
夢見てる訳じゃないわよね?

寂しい気持ちが見せる幻想じゃないわよね?

「何だよ、気に入らなかったのか?」

指輪を見つめたまま何も言わない私に不安を覚えたのか
ジョウが心配げに聞いてくる

馬鹿ね・・・・
気に入らない訳ないじゃない

嬉しいに決まってるじゃない

そんな事もわからないの?

だから貴方は女心に鈍いって言うのよ


・・・だけど・・・

そんな貴方が大好きよ・・・

不安そうにしている貴方をギュッと抱きしめる

ありがとう、ジョウ。

貴方がそばに居てくれたら

それだけで私には最高の誕生日よ

ケーキも新しいドレスもプレゼントも

もう、いらない

・・・ただ・・・

これからもずっと・・・


貴方にそばに居て欲しい。

                                              Fin

テーマ:自作小説(二次創作)

「ジョウ?
どうしたの?
こんな時間に・・・何かあったの?」

いきなり目の前に現われたジョウにドキドキしながら聞く
だってそうでしょ?
こんな時間に部屋に来るなんて
・・・よほどの緊急事態だと思うじゃない?
それなのにジョウはちょっと拗ねたように言うのよ

「何かないと来ちゃいけないのか?」

「そんな事ないけど
 ・・・珍しいじゃない?
 ジョウがこんな時間にいきなり来るなんて・・・・って
 ノックも無しに女性の部屋に入ってくるなんて失礼じゃない?」


「もう寝てると思ったんだ。
 寝てるのを起こしたら悪いと思ったんじゃないか」

「起こしたら悪いって
 じゃあ寝てる私をどうするつもりだったのよ!」

「!!!!!
 ちっ・・違うぞ」

何が?違うの?

「誤解するなよ。(汗)
 べっ、別に変な事するつもりなんか無かったからな!」

慌てたジョウが近寄ってきて訂正する
そんなに慌てると余計に怪しいわよ、ジョウ。

「じゃあ、何よ」

わざと怒ったように睨み付けると
ジョウが観念したように呟いた


「・・・・今日は・・・誕生日だろ
 ・・・アルフィンの・・・」

「!」
「だから・・・来てくれたの?」

「仕事中だから派手な事はできないけど
 せめて、1番最初にオメデトウって言ってやろうと思ってさ・・・」

テーマ:自作小説(二次創作)

もうすぐ、日付が変わる
もうすぐ・・・・・

小さい頃は誕生日が嬉しかった
誕生日の前の晩はウキウキして
なかなか眠れなかった
ケーキに新しいドレスにプレゼント
誕生日を迎えるたびに新しい自分になれる気がしてた


いつの頃からだろう
・・・それは違うと思いはじめたのは・・・


もうすぐ・・・日付が変わる・・・

  10
   9
   8
   7
   6
   5
   4
   3
   2
   1

カチリと小さな音がして時計が日付を変えた事を教えてくれた

「お誕生日おめでとう。アルフィン」

自分自身に小さく呟く

「あーぁ・・・とうとう日付が変わっちゃった
 今日も仕事か・・・確か去年の誕生日も仕事中だったのよね・・
 仕方ないか、これもクラッシャーの宿命よね」

諦めて、もう寝ようと思った時に
シュッと空圧の抜ける音がして
部屋のドアが開いた

「・・・・なんだ、まだ起きてたのか?」

私が起きている事に驚きを隠せない顔をしてジョウが立っていた。

テーマ:自作小説(二次創作)

「プレゼントもちゃんと用意してある・・・・」

「じゃあ、何を悩んでるのさ。
 何も問題ないじゃん
 さっさと渡しておいでよ」

分かんないなぁ~
だったら何で兄貴はこんなに悩んでるんだ?
兄貴の精神構造が俺らには理解できない
俺らが理解に苦しんでいると
兄貴がまた聞いてきた

「リッキーは・・・ミミ-に・・・
 プレゼントとかマメにしてるのか?」

へっ?何が聞きたいんだ?兄貴は・・・・
まぁ~いいか、恋愛初心者の兄貴に教えてやるか(笑)

「もちろん。
 できるかぎり毎晩のように電話もしてるしね
 なんてたって遠距離恋愛はコミュニケーションが大事だからね!
 それにイベントのプレゼントだって
 欠かしたことないぜ!
 恋愛ってのは、花を育てるのと一緒なんだぜ
 手間隙かけなきゃ良い花は咲かないってね♪
 世界に1つしかない花を手に入れる為なんだから
 そのくらいの努力はしなきゃ
 ・・・・て、俺らも何かの雑誌の受け売りなんだけどね」

ポリポリと鼻の頭をかきながら
ちょっとキザだったかな~
なんて思ってると突然、兄貴が立ち上がり
リビングを出て行こうとした。

「あっ 兄貴?どこ行くんだい」
焦って聞く俺らに、ニヤリと笑い兄貴は言った

「世界に1つしか無い花を手に入れてくる」

「手に入れるって・・・・プレゼントの話はどこにいったんだよ」

出て行く兄貴の手を見ると小さな箱が握られてる
それでピンときた。
なるほど、そういうことか・・・・・

「兄貴、俺らのアルフィンのプレゼントはね
 2人きりの時間だよ。
 俺らとタロス、今晩いないから、ごゆっくり♪」

兄貴は俺らの言葉に片手をあげて応えてくれた。

「さて、邪魔にならないうちにタロスの爺さん連れて飲みにでも
 行ってこようかな~」
                                              Fin
誕生日カード

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思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

CJミルク

Author:CJミルク
いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





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