FC2ブログ
相変わらずのミネルバのリビング・・・・いつも通りに寛いでるはずだったのに
なんだか嫌な緊張感が漂っている・・・・
この雰囲気は過去にも経験したような・・・・・・・そう、あれは何年前だろう
まだ俺らが10代だったころ

「ねえ・・・」

そう声をかけてきたのは俺らにとって
姉とも母とも言えるようなチームメイト
アルフィンだ

「ねえ・・・」
「何さ」

何だか嫌な予感が強くなり、あえて気のないようなふりで
雑誌を見ながら返事をすると

急に俺らの頬を両手でつかみ自分の方に引き寄せた

「な!何すんのさ!!!!」

あまりの事にビックリして目を合わすと
・・・・今度は、その顔の近さにビックリだ!!!!

「ずるい」

「へっ?」

意味不明です!まったくもって分かりません!!!!!!!!
誰か俺らに、この状況を説明してください!!!
そして俺らから、アルフィンを引き離してください

近いです!!!!マジに近いです・・・・
目の前に唇とかマジに勘弁してください!
兄貴に殺されます

「何?この肌
艶々ピカピカプルプルって信じられないんだけど?!」

俺らは、この状況が信じられません
デジャヴ?何?このシーン
何年か前にも経験したような気が・・・・

「あんなゴミ溜めみたいな食べカスだらけの不衛生な部屋とベットで
生活してて、まともにスキンケアとかもしてないで!暴飲暴食&不摂生の
塊!見本市みたいな生活してて、この肌って何?!!!!
しかも、アンタってもう20代よね?20代も半ばなのに!!!!」

両頬をグイグイと引っ張りながら怒ってるアルフィンだって
まだ、かろうじて20代じゃん・・・とは、あまりの剣幕に言えなかった
だけど、兄貴と結婚して1児の母になったアルフィンだって
とてもじゃないけど子持ちには見えない
相変わらずスタイル抜群でサラサラストレートの金髪はキラキラしてて
今、目の前にある頬だって・・・・プルプルに見えるけど

「当たり前でしょ!私はね、努力してるの!
子育てやクラッシャーって激務をこなしながら
しっかりとスキンケアにも気を使ってるの!
あんたみたいにノホホンと生きてないのよ!」

はぁ・・・・そうですね

「スタイルだってそうよ!
所帯臭くなったとか!生活感が滲み出てるって言われないように
頑張ってるのよ!!」

はぁ・・・・まったくです

「なのに・・・なのに・・・
あんたは!!!!」

あぁ・・・八つ当たりですか?

いつまでも綺麗な私でいないと
ジョウに飽きられちゃうじゃない・・・・


あぁ・・・・そういう事か・・・
先日のクライアントは、今売り出し中のモデルの警護
1億万ドルの脚線美!とか言って足に保険かけてるとか言ってた
毎度おなじみなんだけど、その子も
やっぱり兄貴に惚れちゃって・・・・ベタベタしてたっけ
兄貴は、まったく取り合ってなかったけど
・・・・それが原因の八つ当たりなのね・・・・・
だけど・・・そんな心配しなくて大丈夫だと思うけどなぁ

「あっ・・・・・」

俺らを半ば押し倒すような恰好で、グズグズと言っていた
アルフィンの後ろから、両脇に腕を入れ
ヒョイとアルフィンを抱き上げると兄貴は
肩繭をあげて、俺らに悪いな・・・という顔をして
アルフィンを連れて出て行った・・・

はいはい・・・・もう仲良くしてください


・・・・・そんなミネルバの日常でした・・・

                                           END
スポンサーサイト



お知らせ

思えば遠くにきたもんだ(笑) 遠い過去から現在までの作品保管庫です。

CJミルク

Author:CJミルク
いつまで続くか分からないけど・・・・頑張ります





無料アクセス解析

FC2カウンター

フラッシュ クロック 「幻の庭。紫陽花」

ミルクの書庫

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

現在の閲覧者数: